2018年9月2日日曜日

『八ヶ岳に暮らして』 2018年9月1日号



自然のこと、知っているようで知りませんね。
八ヶ岳に住み始めて、はや3年になるでしょうか。
昨年秋に、家の周りに、ウッドチップをまいて、快適に歩けるようにしました。しかし、冬の「八ヶ岳おろし」といわれる北風で、思いっきり、ウッドチップが飛んで行ってしまいました。
特に家の西側は風が通り抜け、ほとんどが飛んでしまいました。そこで、仕方なく、西側はデッキ状に、渡り廊下のようなものをこしらえました。
ほかの所は、仕切りの垣根を一段高くしました。垣根といっても、小ぶりの枕木のような木を置いただけなのです。その木をもう1段積み重ねてねじ止めしました。
自然のことを、わかっているようで、まだまだ分からないことが多いのですね。

その土地で、暮らしてみて、風に吹かれ、雨に打たれて、陽に照らされて、いろいろなことを知っていく(感じたのですね)のです。
知ったうえで、その現実をちゃんと受け止め、暮らしていく工夫をして、(考えたのです)
自分の手を動かして解決策を施していく(行動したのです)
これは結構、楽しみになっていきます。
まさに、生活の中で、(感じ)(考え)(行動する)という、国際自然大学校でいうラーニングサイクルを実践しているのですね。
そして、このように前向きに解決していくことこそが、アウトフィッターの心意気なのです。
アウトフィッターとは、自然や人とのかかわりの中で、人生を前向きに生きている人と、国際自然大学校で定義して、目指す人間像としています。
しかし、この気持ちを持ちづづけ、ラーニングサイクルを回し続けるには、くじけない気持ちも大切なのです。結構くじけそうになります。それを楽しむ気持ちにかえるためには、それは、挑戦する気持ちと、育む気持ちが必要なのです。
この辺は、また、の機会にお話ししましょう。
小ぶりの枕木を一段高くしたのわかりますかね…
これは家の東側です
これが、西側です。

Vol484

0 件のコメント:

コメントを投稿