2018年11月9日金曜日

『地域で頑張る指導者のみなさんへ』

今回のお話は国際自然大学校の機関誌『OUTFITTER』雑記帳2017年10月号に掲載した雑記帳の再掲載です。
ただし、2018年11月8日に加筆しました。

国際自然大学校も、はや35年です。
私自身はキャンプで飯を食おうと思って、40年になります。
当時は、こんな活動は誰もしていないし、仕事になるなどと誰も思いませんでした。
しかし、おかげさまというか、世の中変ったというか、たくさんの方々が同じように仕事にしています。
仕事まではいかなくても、セミプロのような方々を入れると、いったいどれだけの人がいるのか、想像もできないことになっています。
私が志した頃にも、いたにはいたのです。
まるで、プロのようなボーイスカウトの指導者とか。子供会のお父さん指導者とか。教育委員会の人とか。私自身も、川崎市青少年の家の館長さんに憧れました。
しかし、これで飯を食う人はいませんでした。
ところが、現代は逆に、これで飯を食っているからと言って、素晴らしい指導者かどうかは別の話です。ボーイスカウトやガールスカウトにも、漁業の合間に子ども達に海のことを教えてくれている人や、子どもと一緒に農業をして、その素晴らしさを伝えている農家の方、新しいところでは、森のようちえんの指導者など、素晴らしい指導者をたくさんお見掛けします。
プロだからアマチュアだからにかかわらず、キャンプだから、農業だから、環境教育だからにかかわらず、そんな素晴らしい指導者は、地域に根差していらっしゃることが多いです。
「俺は指導者なんて大仰なもんじゃねえよ。」と、とっとと行ってしまうおじさんの方が、子ども達に大切なことを教えてくれたりするものです。
そんな人たちに、もっとスポットライトを当ててあげたい。
もっと世の中の人に知ってもらいたいと思って、立ち上げたのが、ジャパンアウトドアリーダーズアワードです。
カタカナで、アウトドアとか言っているので、ちょっとキャンプのリーダーの表彰制度かなと思われがちですが、地域の指導者にスポットライトを当てたいと思っています。

いつもお子さんを面倒見てくれている、あのお兄さんや、あのおばさんやおじさんを紹介してくれませんか?
是非たくさんの人を社会の人たちの目に触れさせていただき、みんなで励ましたいのです。

詳しくは、下記サイトをご覧ください。


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