2018年12月8日土曜日

『長く風邪をひきました』


今回のお話は国際自然大学校の機関誌『OUTFITTER』雑記帳201712月号に掲載した雑記帳の再掲載です。
ただし、20181208日に加筆しました。



風邪ひきました。
9月に久しぶりでキャンプの指導をした時、雨の中、大きなフライシートを張りました。
若いスタッフもいたので、ちょっと張り切ってしまいました。
雨にも濡れ、汗だくにもなり、ちょっと冷えたのだと思います。着替はしたのですが、ダメでした。
若いときは、こんなことで風邪引いたりしなかったのに・・・
その風邪が、なんとつい先日まで尾を引いてしまいました。2か月近くです。
よくなったかなと、思うと、またぶり返すといった感じです。咳が止まりませんでした。
病院に何回も行き、薬もずいぶん飲みました。
のど飴も、たくさん買いました。
小さなバックが薬入れになってしまいました。
若いときは、こんなに薬を飲むなんてことはなかったのに・・・
しかし、そんな風邪を引いている中でも、朝のラジオ体操は頑張って続けました。と、言ってもテレビ体操ですが…
この朝の体操も、今までは、ここまで曲がっていたのが曲がらない。あれ、ちょっと腰が痛い、無理をしない程度にしておこうという。そんなことがだんだんと増えて来ています。毎朝していると、定点観測のように自分の体の衰えがわかります。
若いときは、もっと軽やかにできていたのに・・・
若いときは・・・というようになったら年だと言いますね。
今、まさに、年なのだなと思います。
これが老いるということなのだなと思います。

見た目は、どうとでもなるかもしれますが、風邪を引きやすくなるとか、治りにくいとか、体が思うように動かなくなるといったことは、生きていく上で、とても問題です。
すなわち、死に近づくということです。仕方のないことです。人はいつか死ぬのですから。
しかし、寝たきりで生きながらえたりしないように、その時まで、自分のことは自分でできるような体でいたいと思います。

八ヶ岳の我が家の土地を分けていただいた大家さんのご夫妻は80才をお大きく超えた今も、毎日畑仕事をし、庭の草むしりをされてお元気です。
ご自分では、年だよとおっしゃっていますが、なかなかどうして、お元気です。
こんなふうに年老いたいと思います。
自分のことを自分でしたいることが大切なのかもしれません。
庭を綺麗にし、花を咲かせ微笑み、食べるものは自分で育てる。そのために汗をかく。



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